2020-07-02から1日間の記事一覧

三浦しをん『光』 感想

三浦しをんの『光』を読んだ。いつもの三浦しをんとは大分イメージの違う、陰鬱で重たい作品だった。 美浜島という東京の小さな島で暮らす中学生の信之は同級生の美花と性的関係にある。ある日、島を津波が襲い、信之と美花、信之の遠縁で小学生の輔、そして…